姓と名のすべての字画を合計した数が総運の数です。
総運は、生涯に渡る総合的な全体運を表します。名付けを行うにあたり、まず第一に総運が吉数であることが最も重要となります。なお、61画以上の場合は、その画数から60を引いた数が総運となります。
総運の数によるそれぞれの性格と運勢は、「姓名判断」を実行することでわかります。
姓の下の一字と、名前の上の一字の画数を合計した数が人運の数です。
人運は、その人の性格や才能などの内面を表し、人間関係、社会的な地位に影響します。時期的には、20代後半から50代前半までの中年期の運勢を表します。
総運の数から人運の数を引いた残りの数が外運の数です。ただし、一字姓や一字名の場合は、その画数を加えることになります。
外運は、家庭や職場、環境への順応性を示し、結婚運、家庭運、健康運といった生活面に影響します。時期的には、晩年の運勢を表します。
名前のすべての字画を合計した数が地運の数です。
地運は、行動力や成長運を表し、家庭環境に影響されます。時期的には、若年期の運勢を表します。
天地同画とは、姓を天、名を地とし、姓を字画の合計と名の字画の合計が同じ場合を、天地同画といいます。多くの流派が、これだけは一致して大凶としています。
天地同画の人すべてが災難や事故にあうわけではありませんが、昔から悪いといわれており、天地同画となる名前は避けるべきです。
文字の画数の奇数と偶数は、陽と陰に当たり、陽と陰のバランスが取れていることが重要です。姓名の画数は、陽(奇数)か陰(偶数)のどちらか一方にかたよる名は避けなければなりません。
すでに姓に奇数と偶数が組み合わさっているなら、どんな名前を付けても奇数ばかり、偶数ばかりの姓名になる心配はありませんが、奇数ばかり、偶数ばかりの姓の人は注意する必要があります。